スポーツの秋に多いケガとは?柔道整復師が解説する整骨院での早期回復法

秋と言えば「スポーツの季節」ですね。
気候が穏やかで運動しやすい今の時期ですが、実はこの季節、ケガの相談が増える時期でもあるんです。
久しぶりに体を動かす人や、気温差によって筋肉がこわばっている人が多く、ちょっとした動作でも痛みを感じやすくなるのです。

本記事では、「スポーツの秋に多いケガ」と「整骨院での早期回復法」についてわかりやすく解説します。

写真は当院がサポートしているプロテニスプレーヤーの涌井 真耶 選手

秋にケガが増える理由

秋になると朝晩の気温がぐっと下がり、筋肉や関節が冷えて柔軟性が低下します。
この状態で急に運動を始めると、筋肉や靭帯に強い負担がかかり、ケガのリスクが高まります。

また、夏の間あまり動かなかった人が「スポーツの秋だから」と急に運動を再開することも要因のひとつ。
十分なウォーミングアップを行わないまま体を動かすと、筋肉や関節を痛めてしまうケースが多いのです。

スポーツの秋に多いケガ
  1. 捻挫(ねんざ)

特に足首の捻挫は、ランニングや球技などで最も多いケガのひとつ。
段差や不整地で足をひねると、靭帯を伸ばしたり切ったりしてしまいます。
「少し腫れただけ」と放置すると、関節が不安定になり再発を繰り返すことも。
初期の処置と安静が非常に大切です。

  1. 肉離れ

太ももやふくらはぎに起こる筋肉の断裂。
準備運動不足や、ダッシュ・ジャンプなどの急な動作が原因です。
痛めた直後は無理に動かさず、アイシングと安静が基本。
整骨院での適切な施術により、回復を早めることができます。

  1. 膝の痛み(ランナー膝・ジャンパー膝など)

マラソンやバスケット、テニスをする方に多く見られる症状です。
太ももの筋肉バランスや、姿勢・フォームの乱れが原因になることも。
整骨院では、骨盤・脚のバランスを整える施術で根本改善を図ります。

  1. 肩・肘の痛み(テニス肘・野球肩)

繰り返し動作による関節や筋肉の炎症。
早めに治療を行うことで、可動域の低下や慢性化を防げます。
炎症が落ち着いた後は、再発防止のためのストレッチ指導も行います。

整骨院での早期回復アプローチ

整骨院では、ケガの種類や状態に合わせて自然治癒力を高める施術を行います。
痛みを和らげるだけでなく、再発しにくい体づくりをサポートします。

  1. 炎症・痛みの緩和

電気療法やアイシングなどで炎症を抑え、患部の回復を促進します。
痛みの強い時期は無理に動かさず、回復の土台を整えることが重要です。

  1. 筋肉と関節のバランス調整

手技による筋肉の緊張緩和、骨格の歪みの矯正を行い、身体全体のバランスを整えます。
これにより、痛みの根本原因にアプローチできます。

  1. 再発防止とパフォーマンス向上

施術後は、ストレッチやセルフトレーニングの方法を指導。
正しい姿勢・フォームを意識することで、同じケガを繰り返さない体づくりをサポートします。

自宅でできるセルフケアと予防法

整骨院での治療に加え、日常生活の中でできるセルフケアも大切です。

  • 運動前は5〜10分のストレッチと軽いジョギングで筋肉を温める
  • 運動後はクールダウンをして疲労を残さない
  • 冷えやすい季節は防寒対策(サポーター・レッグウォーマーなど)を活用
  • 痛みを感じたら無理せず早めに休む

これらを意識することで、ケガを予防し、快適にスポーツを楽しむことができます。

早めのケアでスポーツの秋を楽しもう(まとめ)

「少し痛いだけ」と放置したケガは、慢性化して長引くことがあります。
少しでも違和感を感じた時点で、早めに整形外科や整骨院を受診し、的確な施術とアドバイスを受けることが回復への近道です。

正しいケアで体を整え怪我を予防し、スポーツの秋を思いきり楽しみましょう!

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